栗東市にある駐車場から歩いて5分で到着する九品の滝を紹介します。あまり知られていない穴場の滝だと思います。九品の読み方分かりますか?「くぼん」と読みます。仏教用語のようです。
駐車場
山道を登っていくと駐車場はございます。5台くらい停めると一杯になるくらいの狭さです。運が悪ければ満車で停められないということもあるかもしれません。
九品の滝という石碑がたっているので、迷うことはないと思います。本数は本当に少ないですがバス停もありますので、バスで来ることもできます。
九品の滝
名前の由来を紹介します。
九品とは、仏教の往生の仕方で、上品・中品・下品という3つの分け方と、上生・中生・下生という3つの分け方があるようで、これらを組み合わせると3×3で9つのパターンができ、それを九品というそうです。九品の滝は、上からずどーんと流れ落ちてはおらず、上部・中部・下部の3段に分かれている構造をとっており、九品浄土を彷彿させるということから九品(くぼん)という名前がついたそうな。
駐車場から歩いて5分。道も整備されている。
九品の滝の落差は20mほどあります。通常20mクラスの滝を間近で見ようと思うと、山道をしばらく歩かないと見られない所も多いと思いますが、この滝は駐車場からたった5分で滝に到着します。これはありがたいですね。ぱっと行くことができます。
しかも、駐車場から滝までの道の殆どはアスファルトで整備されているので、歩きやすいです。小さいな子供も安心です。途中川に降りる所もあり、水遊びをすることができます。
なお、滋賀県の山深く入っていくと、山ヒルが心配になるものですが、整備されている道ですので、ほぼ山ヒルの心配はございません。服装は、スーパーにいく格好でも全く問題ありません。
20mは迫力あり
那智の滝のように、ずどーんと水が流れ落ちてはおらず、斜めになっている崖を伝うように滝の水は流れ落ちています。そのため、ゴーッという音は聞こえませんので、近くによってもうるさい、ということはありません。
また、こちらの滝は、下から眺めるだけではなく、手すり付きの階段が整備されており、途中まで上がっていくことができ、より間近に滝を見ることができます。高低差20mの滝は迫力満点です。下記の写真の左側に少し映っているのが手すりです。
まとめ
栗東市にある九品(くぼん)の滝は、穴場です。駐車場へのアクセスもよく、駐車場からは整備された道を5分程度歩けば、高低差20mの大きな滝がもう目の前です。
あまり人がいませんので、おすすめです。ぜひ一度足をお運びください。
▼アクセス
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